小児歯科

予防歯科

予防を重視することで、健康な永久歯を育みます

健康な永久歯を育むためには、乳歯の間から定期検診をして、むし歯を防ぐことが大切です。そのため、特に問題がなかったとしても、上下8本の乳歯が生えた、むし歯になりやすい奥歯が生えた頃が歯医者デビューの目安。成長具合によりますが、1~2歳頃になれば歯医者に一度チェックしてもらうといいでしょう。もちろん、むし歯の疑いがある、歯の生え方が気になる、といったお子様のお口環境で気になることがあれば、年齢に関係なくお気軽にご相談ください。

むし歯にならないために

お子様がむし歯になってしまう原因はさまざまですが、よくみられる原因が“だらだら食べ”です。おやつがダメというのではなく、おやつの時間をしっかり決めて、だいたい30分間ぐらいでおやつの時間を終了させましょう。
また、就寝前のおよそ一時間前は水かお茶だけにして、食事やおやつ、ジュースといったものをお子様が口にしないように気を付けてあげることも大切です。就寝中は唾液が出にくくなるため、むし歯になりやすくなるのですが、就寝前の一時間ぐらいの間に唾液がお口の中を清掃してくれることで予防することができます。

ブラッシング指導で日頃のむし歯予防を

3歳ぐらいになると、お子様自身で歯磨きをする練習が始まります。自分自身で将来の健康な歯を育むための、最初の一歩といえるでしょう。お子様にとって歯磨きが楽しい習慣になるように、少しでも正しい磨き方に近づけるように、成長に合わせたブラッシング指導を行います。
もちろん小さいお子様に完璧を求めてはいけません。親御さんの仕上げ磨きこそ大切です。磨けていない点を実際に見ていただきながら、よりきれいに磨けるように親御さんに対してもブラッシング指導を行っています。6歳臼歯が生えた頃のブラッシング指導も同様に行っています。

むし歯になりやすい奥歯にはシーラント(予防填塞)を

「シーラント(予防填塞)」とは、むし歯になりやすい奥歯の歯の溝をフッ素含有の樹脂でコーティングする方法のことです。当院では、お子様の年齢やお口環境などに応じて、3種類のシーラント剤を使い分け、むし歯がよりできにくい環境にしていきます。
シーラント材として、「ティースメイトF」、「クリンプロシーラント」、「ビューティシーラント」を使用。なかでも「ビューティシーラント」は、口腔内環境の健全化をサポートする「GIOMER」製品です。さまざまな治療に用いられ、むし歯のできにくい環境をつくる歯科材料のひとつです。詳しくは、こちらをご覧ください。

高濃度のフッ化物(フッ素)を歯面塗布

シーラント剤を使えない歯の平滑面や傾斜面には、フッ化物(フッ素)による歯面塗布を行っています。歯自体を強くしていくものなので、定期検診ごとにフッ素塗布をしていきましょう。

むし歯治療

まず親御さんにお伝えしたいのは、歯医者は怖いところだとお子様にイメージ付けしないでほしいということです。当院では、むし歯治療であっても痛くないように、怖くないように行うメソッドがあります。
当院では、お子様の想いをしっかりお聞きし、たくさんお話をすることで信頼関係を築いていくことを大切にしています。そのため無理やり治療を進めることはありません。じっくりと時間をかけて、お子様に合わせて治療を進めていきます。治療時間、回数、期間など多少かかることもありますが、ご了承ください。
もちろん子を持つ親として親御さんのお気持ちもよくわかるので、お子様に無理のない範囲で親御さんのご希望やご都合も配慮しながら進めます。お子様はもちろん、親御さんにとっても安心して任せられる歯科医院をめざしていきます。

お子様のむし歯に気づいたら、吹田市の道家小児歯科医院までご相談ください。

ラバーダムを使用して感染を予防

むし歯は唾液でうつります。むし歯を治療中、治療歯以外の歯に唾液などによってむし歯が広がらないように、治療する歯以外を覆うカバーのようのものを「ラバーダム」といいます。これを用いることで、むし歯の再発率は大幅に減少します。
ラバーダムとは薄いゴムのシートのようなもので、これを口にかぶせて治療するところにだけ穴を開け、治療歯以外をシートでカバーします。こうすることで唾液からの再感染を防ぎ、器具の落下防止にも役立ちます。
ラバーダムの使用は日本の歯科大学でも推奨されており、海外の先進国では当たり前のように使用されています。ただ、ラバーダムを付ける手間など診療時間が余計にかかってしまう、儲からないなどの理由から、国内で使用する歯医者は多くないのが実情です。しかし、当院ではラバーダムの効果の高さは時間などに替えられないと、手間を惜しまず使用しています。

注射器に見えない痛みが少ない注射で麻酔するから怖くない

乳歯は永久歯に比べると痛みを感じにくいため、できるだけ麻酔を用いずに治療を行っています。しかし、深いむし歯の場合は、痛くならないように麻酔を用いて治療を行うことになります。ただ、注射は怖いというイメージを持っているお子様は多いため、当院では麻酔には注射器に見えないユニークな注射器を使用。少しでも歯医者が怖いというイメージが付かないように配慮しています。

痛みが苦手なお子様なら、吹田市の道家小児歯科医院までご相談ください。

ご予約・ご相談はお気軽に 電話番号:06-6380-6578